別居生活1文に書くと簡単に決意した様だけど、その間に何度も話し合いをした。まわりの人達を苦しめて、結婚した私達が「離婚」していいのか? 自分達は両親と一緒に育ってきたけれど、この子に不自由させるのか? などなど、色々な角度から考えたり・・・ でも、最終的には 借金の重荷で必死なばかりの彼で、妻と子を守る事など 考えていられない彼、と言う事にしか直面しないのだ。 「一度離婚して、お金を返し終えたら又復縁するとか?」 と、言ったりの彼。 お互い「愛」なんてどこにも見当たらない。 そういえば妊娠中、夫の不貞があった。 確実な証拠なんて何もないが、嘘を言っても嘘と何故か解ってしまう。 (離婚後、友達からも報告ありの事実でした。) でも、その時私は「ちょっと面白くない」くらいで済んでしまっていた。 ・・・寛大な妻、のつもりが ひょっとしたらこの頃から「愛」がなかったのかも知れない。そんな事を彼も気付いていたのかも? 両親に申し訳ない気持ちはあったが、修復不可能。お手上げだ。 夫婦いがみあっている姿を子どもに見せるより、一人でも頑張って育てている姿を見せる方がこの子にとって、良いに違いない! 「育てるぞ!一人で!」 私には、専門職がある!キャリアを積めば男性並みに稼ぐ事だって出来る! そんな気持ちを胸に持ち、決意。(Oh~!何と言う過ち!) 仕事が決まった私は、彼に話してすぐに、実母を呼び出して話しをした。 借金の事から、ここに書いた離婚に至るあらすじを。 母は驚かなかった。 「少し前から、顔見て『様子が変』と思っていたよ」と。 「すぐにお父さんに話して」と言われ、そのまま子どもと実家に帰り、 父の帰りを待った。 父が仕事から帰り、話しをしたら・・・ 「訳の解らんとこに借金して、いつ変なヤツがアパートに押しかけて来るか解らない!このまま帰す事は出来ない、許さない」と実家に留まる事になった。 こうして思いがけず、別居生活が始まった。 冷めた仲ではあるが、私としては突然こういう事になってしまい、主人の事が気になった。 が、母は「きっとせいせいして、大の字書いて寝てるわよ」と。 仕事で留守の時間に、アパートに着替えを取りに行った時、母が言ったように 一人を楽しんでいる様子が、散らかった物などから察知・・・ 私ってバカだな~と、つくづく感じた。 |